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アキバタマビ21第76回展覧会「Para-monument」

開催期間2019年4月7日(日)~2019年5月18日(土)
休館毎週火曜日
時間12:00~19:00(金・土および3月6日[水]・7日[木]は20:00 まで)
会場アキバタマビ21
ホームページhttp://www.akibatamabi21.com
住所東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
お問い合わせ先E-mail office@akibatamabi21.com  Tel. 03-5812-4558
【展覧会コンセプト】

人の感覚は記憶に依存していて、痛覚でさえ忘れてしまえば痛いと感じなくなるといいます。モニュメントとは忘れてはならない事柄を想起させるために人の手によって作られるものです。しかし記憶は記録(データ)になると私たちから想起の瞬間を奪っていきます。認識や価値観が変化してしまうような体験であっても、多くの情報が消費されていくように身体的な感覚もまた埋没します。そこには確実に体験があったはずですが、私たちの記憶は、いとも簡単に身体的な感覚を手放してしまいます。身体に存在していたはずの痛みは、痛覚として忘れ去られ、どこへしまわれているのでしょうか。

本展覧会では、現象に目を向けそこに存在するはずの感覚を芸術行為として実践する作家を集めました。彼女たちの作品は記憶のしまわれている場所を明らかにします。事実はいつも強力で私たちを受動的にさせますが、忘れても蘇る痛覚に似た創造力はそれに抵抗する力の存在を証明します。それは私たちに再び想起の瞬間を与えてくれるモニュメントなのです。

本展覧会ではモニュメントのある場を「記憶を想起させる空間」と仮定し、芸術と対峙することによってもたらされる記憶の体験を“Para-monument”と名付けます。5名のアーティストが作り出すそれぞれのモニュメントとして絵画、彫刻、映像やパフォーマンスを提示します。

【出品者 略歴】

○新井 夏菜 Natsuna Arai

1992年東京生まれ。2015年女子美術大学芸術学部美術学科立体アート専攻卒業。石膏をメインに木・紙などの素材を組み合わせた立体作品を制作する。自己像から発展させる半抽象的造形では、過程で現れるかたちや素材と向き合うことをテーマに、作品と自身とが影響し合い変化していくことを目的とした制作を続けている。主な展覧会に個展「interactions」(いりや画廊/2018)、「Living」(GALLERY KINGYO/2016)などがある。


○一井 すみれ Sumire Ichii

1993年兵庫県生まれ。2016年京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画分野卒業。2018年多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程(修士)絵画専攻油画修了。再生という事象を考えることが現代における生(主体感覚)を明確にする一つの方法であると定義し絵画や映像作品を制作している。主な展覧会に個展「Narcissism」(KUNST ARZT/京都/2015)、「二度目の永久歯」(Room_412/東京/2018)などがある。
http://violette0730.wixsite.com/ichiisumire-works


○望月 美葵 Miki Mochizuki

1992年神奈川県生まれ。2017年多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程(修士)絵画専攻油画修了。日常で得たイメージや体感、感覚の共有を目指し、油彩、インスタレーション、パフォーマンス制作を行なっている。主な展覧会に、個展「うしろあるき」(Gallery b.Tokyo/東京/2015)、二人展「みずくさ展」(AAA Gallery/神奈川/2018)がある。


○大和 春子 Haruko Yamato

1991年東京都生まれ。2015年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。日々の景色から得たひらめきと、記憶の断片を横断するようにものをみつめ、制作する。作品は、自然との関わりや、そこに流れる時間を感じさせる。主な展覧会に個展「大和春子展」(KURUM'ART contemporary/2017,2016)がある。
https://www.instagram.com/harukoyamato/


○渡壁 遥 Haruka Watakabe

1993年東京都生まれ。2017年ベルリン芸術大学短期派遣交換留学。2018年多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程(修士)絵画専攻油画修了。2018年シェル美術賞入選。
http://haruka-watakabe.com/


【展覧会詳細】
「Para-monument」
2019年4月7日(日)~5月18日(土)
12:00~19:00(金・土は20:00 まで)
火曜日休場


【イベント】
◎4月7日(日)
●パフォーマンス 14:00〜(30分程度)
 望月美葵、渡壁遥によるパフォーマンスを上演します。
 

●トークショー 15:00〜16:30
 美術家で多摩美術大学名誉教授の堀浩哉氏をお迎えして、出展作家とのトークショーを開催します。

 堀浩哉(ほり・こうさい)
 1947年富山県生まれ。美術家。多摩美術大学名誉教授。1969年に「美共闘」(美術家共闘会議)を結成、議長を務める。2010年、東京・秋葉原のアーツ千代田3331内に多摩美術大学運営のオルタナティブ・スペース「アキバタマビ21」を開設し、プロデューサーを務める(2012年まで)。第41回ヴェネツィア・ビエンナーレ、「ユーロパリア・ジャパン'89」(ゲント現代美術館)、「今日の日本」(ルイジアナ近代美術館、デンマーク他巡回)、釜山国際アートフェスティバル、「センチュリー・シティー」(テート・モダン)、越後妻有アートトリエンナーレなど、国内外の展覧会に多数参加。近年の展覧会に「堀浩哉展─起源」(多摩美術大学美術館)、「ミニマル/ポストミニマル」(宇都宮美術館)、釜山ビエンナーレ、「1968年激動の時代の芸術」(千葉市美術館)、「ニューウエイブ現代美術の80年代」(国立国際美術館)など。

●オープニングパーティ 17:00〜


【展覧会場】
アキバタマビ21
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
電話:03-5812-4558
URL: http://www.akibatamabi21.com
アクセス:
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分

※「アキバタマビ21」は多摩美術大学が運営する、若い芸術家たちのための作品発表の場である。ここは若い芸術家たちが、互いに切磋琢磨しながら協働し共生することを体験する場であり、他者と触れ合うことで自我の殻から脱皮し、既存のシステムや権威に依存することなく自らをプロデュースし自立していくための、鍛錬の場でもある――そうありたいという希望を託して若い芸術家たちにゆだねる、あり得るかもしれない「可能性」の場であり、その可能性を目撃していただく場所である。

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