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京都dddギャラリー第220回企画展 本の縁側 矢萩多聞と本づくり

開催期間2019年3月30日(土)~2019年6月19日(水)
休館日・祝日休館 ※6/9(日)は特別開館
時間11:00~19:00 ※土曜・6/9(日)は18:00まで
会場京都dddギャラリー
ホームページhttp://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=2&seq=00000743
住所京都府京都市右京区太秦上刑部町10
お問い合わせ先075-871-1480
design by Tamon Yahagi
矢萩多聞は京都を拠点にユニークな本づくりを行う装丁家です。彼は美術デザインの専門教育を受けていませんが、中学で不登校となったことを機に南インドへ渡り、10代のほとんどをインドで暮らしながら、独自のペン画を描きはじめ、その才能を認められるようになりました。そして、2002年、はじめての著書『インド・まるごと多聞典』(春風社)をきっかけに本の仕事にたずさわるようになり、以後、フリーランスの装丁家として大小さまざまな出版社の500冊を超える本を手がけています。2012年には制作拠点を京都に移し、本にまつわるさまざまな活動をくり広げています。
彼はみずからの創作活動について、著書『偶然の装丁家』(晶文社)のなかで「人と人の出会い、ささやかな言葉や体験が、つねに自分を変化させつづけ、いまの仕事につなぎとめてくれている」と書いています。矢萩多聞にとって「本づくり」は、単にデザインの工程だけを指す言葉ではありません。製紙から、デザイン、印刷、製本、販売に至るまで、一冊の本が世に出るまでに関わる人びとがバトンのように想いを託し、読者へ届けることこそが本づくりの本質であると考えています。「本の縁側」という展覧会タイトルに込めた思いを、彼はこう述べています。

本は縁側みたいだ、と思う。一冊の本がきっかけで見知らぬ人と出会う。なにげなくめくった一ページから会話がはじまる。本のまわりにはいつもにぎわいがあり、ちょこんと腰をおろせる場所がある。(……)装丁とは、読者の目をひくためだけのものでも、ありがたい芸術作品でもない。どんなに難しい学術書であっても、紙やインキが、いくばくかの居心地よさをもたらしてくれる。どんなにささいな本であっても、暗い時代の灯火になって、血の通う人間のあたたかさを照らしてくれる。どうかそういうものであってほしい、と祈るようにして、ぼくは本をつくってきた。 (本展イントロダクションより)

本展では、矢萩がこれまでデザインした500冊を超える本をすべて手にとって見ることができるほか、装丁のラフ案などを展示し、デザインの工程を詳らかに解説します。また、手づくり絵本で有名なインドの出版社タラブックスとの仕事、「ちいさくつくり、ちいさく届ける」をコンセプトにみずから立ち上げたリトルプレスAmbooks、「人間はなぜ本をつくるのか」というテーマのもと、小学生の子どもたちと取り組んだ本づくりワークショップ、国内外の紙づくりの現場を訪ねる旅など、彼がこれまで行ってきた大小のプロジェクトについても紹介します。
本づくりの愉しみはもちろん、本の周辺にひそむ新たな可能性を感じられる「本の縁側」にぜひお立ち寄り下さい。

【オープニングパーティ】
日時:3月30日(土) 17:00-18:00
会場:京都dddギャラリー

【ギャラリートーク】
日時:3月30日(土)15:30-17:00
出演:寄藤文平+矢萩多聞
会場:京都dddギャラリー
入場無料、要予約、定員40名
※2月27日(水)よりギャラリーHPにて受付を開始します。

【ギャラリーツアー】
日時:4月6日(土)16:00-17:00
解説:矢萩多聞
会場:京都dddギャラリー
入場無料、要予約、定員30名
※3月4日(月)よりギャラリーHPにて受付を開始します。

【ワークショップ】
●刷る デコボコ版画であそぼう(対象3歳~)
廃材や身の回りのもののデコボコを活用して、たのしい印刷をしてみよう。
日時:4月20日(土)10:00-12:00
講師:矢萩多聞
会場:京都市右京ふれあい文化会館2階第4会議室
入場無料、要予約、定員15名
※3月20日(水)より受付を開始します。

●編む 世界でひとつだけの写真絵本(対象8歳~)
カメラ片手に町中を歩き、撮り、編集し、製本して…じゃばら型の写真絵本をつくろう。
日時:5月4日(土)10:30-15:00
講師:吉田亮人(写真家)×矢萩多聞
会場:京都dddギャラリー
参加無料、要予約、定員10名
※4月4日(木)より受付を開始します。

●綴じる 地球ではじめての本をつくろう(対象11歳~)
もしも、この世に本がなかったら…?だれも見たことのない、まったく新しい本のかたちをイチから考え、活かし、作る二日間。
日時:6月1日(土)、2日(日)10:00-15:00
講師:矢萩多聞
会場:恵文社一乗寺店 cottage(www.cottage-keibunsha.com/)
参加無料、要予約、定員10名
※5月7日(火)より受付を開始します。

【特設サイト】
ワークショップや展示の近況状況を矢萩多聞の目線でお伝えします。
www.tamon.in/en/

【プロフィール】
矢萩多聞(やはぎ・たもん)プロフィール
画家・装丁家。Ambooks代表。
1980年横浜生まれ。9歳ではじめてネパールを訪れてから毎年インド・ネパールを旅する。中学1年生で学校を辞め、ペンによる細密画を描きはじめる。1995年から南インドと日本を半年ごとに往復し、銀座、横浜などで個展を開催。2002年、対談本『インド・まるごと多聞典』(春風社)を刊行。この頃から本をデザインする仕事をはじめ、現在までに500冊を超える本を手がける。2012年、事務所兼自宅を京都に移転。2016年、リトルプレスAmbooksを開始。
著書に『インド・まるごと多聞典』(春風社/絶版)、『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、共著に『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』(玄光社)、『本を贈る』(三輪舎)がある。

【主催/協力】
主催:公益財団法人DNP文化振興財団
協力:株式会社竹尾
何必館コレクション 村上華岳・山口薫・北大路魯山人 展
2019/2/15~2019/4/7

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2019/4/2~2019/4/7
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